薬物療法では改善されない場合
メニエール病のほとんどは薬物両方だといわれていますが、薬物療法でも症状が改善されない場合や、めまい発作が激しい場合、それにめまい発作が頻繁に繰り返される場合、両側の耳にメニエール病が起こっている場合などは、難聴の進行が早くなる危険性があるので、早めに手術をして治療する必要もあります。
手術はめまいに対して行うものです。
メニエール病の主な手術としては、『内リンパ嚢開放術』、『前庭神経切断術』などがあります。
いったん低下してしまった聴力を元通りにすることはできませんが、現状維持をすることは可能です。
また、あまりに難聴が進行してしまった場合は補聴器を使用することも考えられます。
治療のほとんどは薬物療法
メニエール病の一般的な治療法は薬物療法がほとんどです。
抗めまい剤や脳代謝改善薬、それに鎮吐薬や末梢神経障害改善薬、脳血流改善薬などを使用していきます。
症状の状態によっては、自律神経調整薬や抗うつ薬、抗不安薬、筋緊張治療薬なども使われます。
また、内リンパ水腫の治療薬には利尿薬なども処方されるようです。
内リンパ水腫を軽くする作用のあるイソバイドは、聴力の悪化やめまいがみられるときに服用すると有効であるといわれています。
耳が急激に聞こえづらくなった場合などは、まず安静にし、ステロイド剤などを一時的に使用することもあります。
それに加え、混合ガス療法で耳の症状を落ち着けたり、星状神経節ブロックをおこなったりする場合もあります。